
インドと聞いて、多くの日本人は「インド人同士はヒンディー語で会話しているのでは?」と思うかもしれません。しかし、実際のインドは言語の多様性が非常に豊かで、お互いの母語が異なるインド人同士が英語でコミュニケーションをとる場面が日常的に見られます。特に、南インドの大都市バンガロールでは、英語が生活の中で欠かせない存在となっています。今回は、バンガロールの英語事情についてご紹介します。
インドの言語事情:北部と南部の違い
インドでは、地域や州ごとに異なる言語が使われています。特に北部と南部での言語事情には大きな違いがあります。
北部インド
ヒンディー語が広い地域で使われ、共通語として機能しています。
例えば、首都デリーやウッタル・プラデーシュ州などでは、多くの人がヒンディー語を話します。
南部インド
南部では、州ごとに異なる言語が公用語として使われています。
カルナータカ州(バンガロールが州都):カンナダ語
タミルナドゥ州:タミル語
ケララ州:マラヤーラム語
アンドラプラデーシュ州:テルグ語
これらの言語はヒンディー語とは異なるため、南部では英語が共通語として使われることが多いです。
バンガロール:多文化都市での英語の役割

バンガロールはカルナータカ州の州都であり、多くのタミルナドゥ州やケララ州から来た人々が働いている都市です。しかし、彼らが地元の言語であるカンナダ語を話せないケースもあり、英語が共通の言語として機能します。
職場での英語:多国籍企業が集まるバンガロールでは、英語が社内の共通語として使われています。
学校教育での英語:バンガロールの多くの学校では、授業がすべて英語で行われています。そのため、子どもたちは幼い頃から英語を話す機会が多くあります。
日常生活での英語:バンガロールの街を歩いていると、英語が会話の中で頻繁に使われているのを目にします。
実際のバンガロールの英語使用例
実際に私がバンガロールのカフェでコーヒーを飲んでいると、周囲のインド人同士の会話は90%ほどが英語で行われています。
家族や友人との会話:親が子どもに英語で話しかける場面をよく見かけます。家庭内の会話も英語といった家族を見ることは結構多いです。
職場での会話:上記でも書いた通り、オフィス内では、同僚同士が英語で会話するのが一般的です。多文化、多言語の職場環境では、英語が欠かせません。
お店のオーダー : カフェやレストラン、ファーストフード店において、インド人同士であっても英語で会話し、注文します。
英語が浸透する理由

バンガロールで英語がここまで浸透している背景には、以下の要因があります。
多様な言語環境:多くの州から人々が集まるため、共通語として英語が選ばれる。
教育の英語化:学校での教育が英語で行われていることが、英語力を支えている。
グローバルな産業都市:IT産業や外資系企業の中心地であるため、英語の使用が求められる。
まとめ
バンガロールでは、多言語が混在する環境の中で英語が共通語として日常的に使われています。職場や学校だけでなく、親子間や友人同士の会話でも英語が主流です。このような言語環境に触れることは、インド留学やバンガロールでの生活をさらに充実させ、英語力向上につながること間違いなしです!
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