みなさんが「インド」と聞いて、想像する都市はどこでしょうか?
デリー、ムンバイ、コルカタ、バラナシなどが有名どころですが、これらの都市は、いずれもインドの北部(北インド)に属している都市です。一方、南インドのバンガロール、リヴァンドラム、チェンナイといった都市はあまり聞いた事がないのではないでしょうか?
南インドは、多様な文化や豊かな自然、美しい歴史遺産がたくさんある地域です。
カルナータカ州、ケララ州、タミルナドゥ州をはじめとする州には、それぞれ独自の文化や経済、言語があります。

これらの州で、日本人にとって最も助かることは、いずれの州も英語が通じるという点です。本記事では、これらの州の特徴や魅力について詳しくご紹介します。
カルナータカ州:インドのシリコンバレー
州都バンガロール
カルナータカ州の州都バンガロールは、「インドのシリコンバレー」として知られ、多くのIT企業が集まるテクノロジーの中心地です。高等教育機関も多く、国内外から学生が集まる国際的な都市です。インド留学プラスの留学先でもあります。

文化と観光
言語:公用語はカンナダ語で、地域によって異なる方言も存在します。また、インドで最も英語が通じる州です。
観光地:歴史的なハンピ遺跡やマイソール宮殿は必見です。
文化:カンナダ語の文学や音楽が豊かで、伝統舞踊も有名です。
経済
カルナータカ州の経済は、主にIT産業によって支えられています。バンガロールは、GoogleやMicrosoftなどの多国籍企業の拠点も構える都市です。
ケララ州:自然の楽園&高い教育水準
州都トリヴァンドラム
ケララ州の州都トリヴァンドラムは、政治と文化の中心地です。余談ですが、筆者はケララ州の州都は、長年コチ(ケララ州のもう一つの都市)と勘違いしていました。。。
また、ケララ州はアーユルヴェーダの発祥地としても知られており、健康観光が盛んです。
文化と観光
言語:マラヤーラム語が公用語。他にもタミル語やカンナダ語が話されます。
観光地:コーチンやアレッピーのバックウォーター、ムンナールの茶畑が有名です。
文化:カタカリやモヒニアッタムなどの伝統舞踊が有名です。

経済
ケララ州では観光業が経済の中心です。また、州の教育水準が非常に高く、識字率はインド国内で最も高い水準にあります。
タミルナドゥ州:古代文化と現代産業
州都チェンナイ
南インド最大の都市チェンナイは、商業と文化の中心地であり、南インドの玄関口として知られています。

文化と観光
言語:公用語はタミル語ですが、英語も広く通じます。
観光地:マハーバリプラムやマドゥライの寺院は、古代文化を感じられるスポットです。
文化:バラタナティヤムやカーヴィヤムなど、伝統舞踊が盛んです。
経済
タミルナドゥ州は製造業が発展しており、特に自動車産業が盛んで、「インドのデトロイト」とも呼ばれています。
南インドのまとめ
南インドには、それぞれの州が誇る独自の文化、自然、経済があります。カルナータカ州のIT産業、ケララ州の自然と教育、タミルナドゥ州の古代文化と現代産業など、多彩な魅力が詰まった地域ですが、まだあまり日本人に知られていない場所です。実際に訪れることで、南インドの多様性と豊かさを肌で感じられること間違いなしです!
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