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えっ!これもインド料理⁉ 知られざる北東インドの食文化

執筆者の写真: Ryota HatanakaRyota Hatanaka

皆さんは「インド料理」と聞くと、どのような料理を思い浮かべますか?多くの日本人は、ナンとカレーと答えるのではないでしょうか?

実際、日本のインド料理店に行くと、バターチキンカレーやナンが定番メニューとして並んでいます。しかし、インドは広大で、多民族国家。地域ごとに食文化が大きく異なるため、ナンとカレーだけがインド料理ではありません!

今回は、インドの中でも特にユニークな食文化を持つ「北東インドの料理」をご紹介します。


食はナンじゃない?

多くの日本人が「インド=ナン」と思っていますが、実はナンやチャパティなどの小麦系を主食とするのは北インドの首都デリー周辺が中心です。

筆者が住んでいる南インドでは、お米が主食です。同様に、以前の記事で紹介した北東インドでも、お米が主食となっています。

お米 北東インドのナガランド州にて
お米 北東インドのナガランド州にて

2. 北東インドの料理の特徴

北東インドの料理には、日本食に通じる特徴がいくつかあります。

✅ 牛肉・豚肉・鶏肉がすべて食べられる!

  • 宗教的な制約がなく、あらゆる肉を食べられる地域です。

  • ヒンドゥー教が主流の北インドでは牛肉を食べないのが一般的ですが、北東インドでは普通に食べられています。

  • イスラム教徒が多い地域では豚肉を食べないですが、北東インドでは豚肉も一般的。

つまり、日本と同じように牛・豚・鶏のすべてを楽しめるのです!

✅ 野菜はシンプルに蒸すのが基本

  • 日本と同じように、素材の味を活かす調理法が多いのが特徴。

  • 焼くよりも「蒸す」が主流で、シンプルに塩と組み合わせて食べます。

  • 野菜本来の味を楽しめるので、健康的な食生活を送りたい方にもおすすめ!

北東インド料理 バンガロールの北東インドレストランにて
北東インド料理 バンガロールの北東インドレストランにて

3. 日本人に近い食文化だからこそ、馴染みやすい!

北東インドの人々は、以前の記事で紹介した通り、顔立ちが日本人に非常に近いです。

さらに、食文化にも共通点が多く、日本人にとって馴染みやすい味付けが多いのも魅力的。ただし、一点注意することがあります。


4. 辛さに注意!注文の際に「辛さ控えめ」をリクエストしよう

北東インドの料理は、基本的にシンプルな味付けが多いですが、辛いものもあるので注意が必要です。

もし辛い食べ物が苦手な方は、注文の際に「辛さ控えめ」と伝えることをおすすめします。リクエストすれば対応してくれます!

下の写真の一番右側の小さな器に入っているのは唐辛子をつぶしたものです。筆者は辛さに強い方ですが、これを食べた瞬間、口の中がとんでもないことになりました(笑)

北東インド・ナガランド州のモンビレッジのレストランにて
北東インド・ナガランド州のモンビレッジのレストランにて

5. バンガロールで北東インド料理を楽しもう!

前回の北東インドの納豆「アクニ」の記事でも紹介しましたが、バンガロールには多くの北東インド人が働いており、彼らの専門店もあります

つまり、バンガロールでは、本場の北東インド料理を楽しめるレストランがたくさんあるのです!

北東インドの料理は、日本人にとって馴染みやすい味が多いため、ナンとカレーだけではない「新しいインド料理の世界」を体験することができます。


前回の納豆「アクニ」の記事:https://www.india-study-plus.com/post/india-natto-akuni


まとめ:インド料理はナンとカレーだけじゃない!


今回のポイントをおさらい!

✅ インド全土で主食が違う!ナンは北インド、南・北東インドはお米が主流

✅ 北東インドでは、牛・豚・鶏のすべてを食べることができる

✅ 野菜はシンプルに蒸すのが主流で、素材の味を活かした料理が多い

✅ 料理によっては辛いものもあるので、「辛さ控えめ」とリクエストしよう

✅ バンガロールには北東インド人が多く、本場の北東インド料理を楽しめるレストランも多数!


バンガロールに滞在する際は、ぜひ北東インド料理も試してみてください!

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