
インド英語留学のリアル — なぜインドで英語を学ぶのか
「なぜインドで英語?」「インド英語の訛りは大丈夫?」— インド英語留学への疑問に、バンガロールで暮らす日本人スタッフが本音で答えます。
最終更新日: 2026-08-04
なぜインドで英語留学なのか
「英語留学といえば欧米かフィリピン」— そう思っている方にこそ知ってほしいのが、インドという選択肢です。理由はシンプルで、インドは世界有数の英語話者を抱える国だからです。ビジネス・IT・高等教育の現場では英語が当たり前に使われており、街の生活の中に英語があります。
世界中の英語を聞き取る耳が育つ
インド英語留学で最も伸びるのはリスニング力です。世界の英語使用者のうちネイティブはおよそ 4 人に 1 人で、実務で出会うのはインド・中東・アフリカ・アジア各国のアクセントの英語です。インドでは、母語の違うインド人同士の英語と、世界 173 か国から来た留学生の英語を毎日浴びることになります。複数のアクセントに触れ続けた学習者は、初めて聞くアクセントの英語まで聞き取れるようになることが音声知覚の研究で確認されています。「きれいな英語しか聞き取れない」ままでは、国際的な現場ではむしろハンデになります。
インド英語にアクセントがあるのは事実ですが、バンガロールは教育水準が高く聞き取りやすい英語を話す人が多い都市で、数週間で耳が慣れたという声がほとんどです。アクセントの実態・講師のレベル・リスニング力が伸びる仕組みは、学術研究と公的統計をもとにインドで英語留学するメリットで詳しく検証しています。
長く学ぶほど、費用の差は大きくなる
インド留学プラスの語学留学は、6 か月 約 115 万円 / 12 か月 約 195 万円(個室・朝夕 2 食・税込)で、授業料と教材費、滞在費、空港送迎、現地の日本人スタッフによるサポートまで含みます。他の留学先の相場と並べると、期間が長くなるほど差が開いていきます。
| 留学先 | 半年 | 1 年 |
|---|---|---|
| アメリカ | 160〜320万円 | 280〜640万円 |
| カナダ | 144〜216万円 | 288〜432万円 |
| マルタ | 130〜190万円 | 250〜360万円 |
| フィリピン | 84〜168万円 | — |
| インド(バンガロール) | 約115万円 | 約195万円 |
インドの金額は個室・朝夕 2 食・空港送迎・現地サポート込みの当社料金です。一方、他の留学先は相部屋やホームステイを含む相場で、フィリピンの下限は 4 人部屋・3 食、マルタの下限は 2 人部屋・自炊の料金です。個室に変えると、半年でフィリピンは約 53 万円、マルタは約 40 万円上がります。航空券と保険はいずれも別です。
個室・食事・保険・航空券まで条件を揃えて計算し直した結果と、各国の見積りの取り方は留学費用の総額(国別・期間別)で解説しています。
実は、ニューヨークやロンドンより治安が落ち着いた街です
「インドは危ない」というイメージは根強いですが、評価は国ではなく都市で変わります。体感治安を数値化した Numbeo の犯罪指数(2025 年版、低いほど安全)で、バンガロールはニューヨーク・ロンドン・パリだけでなく、セブやマニラよりも低い数値です。
東京
23.2
バンガロール
44.6
ニューヨーク
49.3
ロンドン
54.8
パリ
57.5
セブ(フィリピン)
59.7
サンフランシスコ
62.0
マニラ(フィリピン)
64.1
出典: Numbeo Crime Index 2025。住民・滞在者の回答をもとにした体感治安の指標で、警察の公式統計ではありません。
背景にあるのは、IT 産業が集めた教育水準の高い中間層、住まいやモールに警備員が常駐する防犯インフラ、そして英語が通じるため困ったときに自分で助けを求められることです。ただし東京の 23.2 とは倍近い差があり、日本と同じ感覚で過ごしていい街ではありません。注意点と現地で暮らす実感はインド留学の治安・安全ガイドにまとめています。
北インドと南インド、留学するならどっち?
インド留学の情報を調べていると、デリーなどの北インドと、バンガロールを中心とした南インドの両方が出てきます。結論から言えば、英語留学の環境としておすすめできるのは南インド(バンガロール)です。治安・気候・大気汚染・英語の通じ方という、留学生活に直結する 4 点すべてで差があります。
| 比較軸 | 北インド(デリー周辺など) | 南インド(バンガロールなど) |
|---|---|---|
| 治安 | パキスタンと国境を接する地域を抱え、ジャンムー・カシミール等には外務省の危険情報(渡航中止勧告・退避勧告)が出ています。2025年4月にはパハルガム近郊で観光客を含む26人が死亡するテロが発生しました | バンガロールはインドの主要都市の中でも治安が良いとされるエリア。IT企業の集積で街のインフラや警備も整っています |
| 気候 | デリーは夏に45℃前後まで上がり、冬は冷え込む極端な気候です | バンガロールは標高約900mの高原都市。年間おおむね20〜30℃で、1年を通して過ごしやすい気候です |
| 大気汚染 | デリーは冬季にAQIが400〜500超の「危険」水準に達し、2025年12月には最も厳しい規制(GRAPステージ4)で在宅勤務が推奨され、フライトの欠航も相次ぎました | デリーのような「危険」水準が常態化することはなく、屋外で過ごせる日が大半です |
| 英語の通じ方 | ヒンディー語圏。日常生活はヒンディー語が中心で、英語を使う場面が学校の中に限られがちです | ドラヴィダ系言語圏でヒンディー語が通じにくく、母語の異なる人どうしの会話は英語が共通語。生活の中で英語が機能します |
とくに見落とされがちなのが英語の通じ方です。南インドの言語はヒンディー語とは系統が異なるため、出身州の違う人どうしが話すときの共通語が英語になります。バンガロールはインド各地から人が集まる IT 都市なので、この傾向がさらに強くなります。北インドではヒンディー語で生活が完結してしまうため、同じ「インド留学」でも英語に触れる量が大きく変わります。
生活面でも、標高約 900m のバンガロールは年間 20〜30 ℃で過ごしやすく、デリーのような酷暑や深刻な大気汚染に体力を削られません。都市ごとの詳しい比較はバンガロール留学ガイドで解説しています。
出典: 外務省 海外安全ホームページ・IQAir(デリーの大気質)・ジェトロ ビジネス短信(デリー首都圏の大気汚染対策)
授業だけじゃない、生活まるごと英語漬け
インド留学プラスの留学が「授業を受けて終わり」の留学と大きく違うのは、住まいが英語環境そのものだという点です。
滞在先はソーシャルレジデンス。共有スペースではネイティブ英語を話すインド人と日常的に英会話が生まれ、24 時間が実践の場になります。
カフェ・レストラン・買い物 — 生活のすべてが英語でのコミュニケーションの練習になります。
日本人がまだ少ない環境なので、日本語に逃げられません。これが上達の一番の近道です。
滞在環境の詳細は滞在環境のページをご覧ください。
欧米・フィリピン留学との違い
それぞれに良さがあるので、フェアに比較します。本場の発音やアカデミックな環境を最重視するなら欧米留学は今も有力な選択肢ですし、マンツーマン授業を集中的に受けたいならフィリピンも定番です。
インドが強いのは、「実践環境 × 費用 × 経験の希少性」の掛け算です。生活そのものが英語の実践場でありながら、費用は欧米の約 1/3。そして欧米留学が当たり前になった今、インド留学の経験は進学・就職の場面で「誰とも被らない話」として強力な差別化になります。学校選びについては語学学校のページも参考にしてください。
この「経験の希少性」を後押ししているのが、インドという国そのものへの注目度です。人口は 2023 年に中国を抜いて世界最多となり、主要国の中でも突出した成長率が続いています。世界的な IT 企業の経営層にインド出身者が並ぶことも、もはや珍しくありません。留学先としてはまだ知られていない一方で、ビジネスの世界では誰もが動向を追っている — このギャップが、そのまま経験の価値になります。
欧米やフィリピンへの留学は、今や「経験して当たり前」になりました。だからこそ面接や出願の場では留学したこと自体は評価されにくくなっています。一方でインド留学は「なぜインドを選んだのか」から必ず話が広がり、相手の記憶に残ります。同じ費用・同じ期間を使うなら、話が続く経験を選ぶ、という考え方もあります。
インド英語留学が向いている人
- 教室の外でも英語を使う「実践型」の留学がしたい人
- 費用を抑えつつ、中身の濃い留学がしたい人
- 就職・進学で差がつく経験がほしい人
- 成長するアジア・インドの熱気を肌で感じたい人
- 将来は海外就職・グローバルなキャリアを考えている人
英語留学に関するよくある質問
01英語初心者でも大丈夫ですか?▼
はい、大丈夫です。語学学校では英語初心者から資格取得を目指す方まで、幅広いレベルに対応しています。生活の中で英語を使う場面が多いため、初心者ほど伸びを実感しやすい環境です。
02インド人の英語は聞き取れますか?▼
最初は聞き取りにくく感じることもありますが、数週間で耳が慣れていく方がほとんどです。バンガロールは教育水準が高く、きれいな英語を話す人も多くいます。多様な英語を聞き取る経験は、実際のビジネスの場でそのまま活きる力になります。
03日本人は多いですか?▼
欧米やフィリピンの語学学校と比べると、インドに留学する日本人はまだ少数です。日本語に頼れない環境に身を置きたい方には大きなメリットになります。
04北インドと南インド、どちらに留学するのが良いですか?▼
英語留学の環境としては南インド(バンガロール)をおすすめします。北インドはパキスタンと国境を接する地域を抱えて治安面の懸念があり、デリー周辺は夏の酷暑と冬の深刻な大気汚染も課題です。またヒンディー語圏のため、英語を使う場面が学校の中に限られがちです。南インドはヒンディー語が通じにくく、母語の異なる人どうしの共通語が英語になるため、生活の中で英語が機能します。バンガロールは標高約900mの高原都市で年間20〜30℃と過ごしやすく、治安も比較的落ち着いています。
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この記事の執筆・編集: インド留学プラス
