
インド留学のスマホ・通信・お金ガイド
SIMはどうする?現金はいくら必要?— インドはキャッシュレスが驚くほど進んだ国です。通信・決済・ATM・ネット通販まで、現地の使い方をまとめました。
最終更新日: 2026-08-05
結論: インドはキャッシュレス先進国
インドと聞いて「現金社会」を想像する方が多いのですが、実際は逆です。インドはスマホ決済が日本より広く浸透している国で、屋台のような小さな店でも QR コードでの支払いが当たり前になっています。
つまり、渡航前に用意すべきは大量の現金ではなく、つながるスマホと、支払える手段です。この記事では通信・決済・現金・ネット通販の 4 つを、現地で使われている順にまとめます。
SIM・通信 — つながる場所とつながらない場所
主要な通信事業者
インドの主要な通信事業者はAirtel とJioです。Airtel はカバレッジが広く通信品質が安定しており、Jio はインド最大の事業者でデータ料金の安さとネットワークの広さが強みです。
都市部では日本と変わらない感覚
バンガロール・デリー・ムンバイといった都市部では、SNS もビデオ通話も遅延や切断がほとんどなく使えます。日本の家族と顔を見ながら話すのに不自由はありません。
旅行時は「つながらない場所」もある
一方、地方に足を伸ばすと事情が変わります。ジャンムー・カシミール州では普段使っているインドの SIM が使えないことがあり、ナガランド州ロングワ村のように 1 日の半分以上が圏外という場所も存在します。留学中に国内旅行をする場合は、行き先の通信事情を事前に調べておくと安心です。
SIM カードは無料で提供しています
インド留学プラスでは SIM カードを無料でお渡ししており、留学プランによっては月々の携帯電話代も留学費用に含まれています。到着後すぐに使える状態でご案内するため、通信の準備を日本で済ませておく必要はありません。
含まれないプランの場合でも、インドの携帯料金はかなり安く、月あたり数百ルピー(日本円で 1,000 円弱)程度です。生活費の中で気になる金額ではありませんので、ご安心ください。含まれるものの一覧は費用まとめをご覧ください。
UPI決済 — インドの日常はスマホで完結する
インドのキャッシュレスを支えているのがUPI(Unified Payments Interface)という統一システムです。これがあるおかげで、異なるアプリを使っている相手同士でもスムーズに送金・決済ができます。
よく使われているアプリは次の 3 つです。
- Paytm— インド最大手。タクシーの配車や光熱費の支払いにも対応しています
- PhonePe— ウォルマート傘下。大手チェーンからローカルの個人商店まで幅広く使えます
- Google Pay— 都市部で広く普及しており、日本で使い慣れている方には入りやすい選択肢です
- 01アプリをダウンロードする(Paytm / PhonePe / Google Pay など)
- 02インドの電話番号で認証する
- 03インドの銀行口座を連携する
- 04店頭の QR コードを読み取って支払う
銀行口座がない留学生はどうするか
UPI アプリの多くはインドの銀行口座との連携を前提としています。短期留学ではインドの口座を作らないことが多いため、ここが最初の壁になります。
その解決策がCheqという外国人向けのアプリです。インドの銀行口座がなくても、日本のクレジットカードからチャージして支払えるため、留学生にとって現実的な選択肢になります。
現金とATM — カードの選び方
キャッシュレスが進んでいるとはいえ、現金がまったく不要なわけではありません。屋台や小さな商店、オートリキシャなどでは現金が必要な場面が残っています。最低 500 ルピー程度は持っておくと安心です。ただし多額の現金の持ち歩きは避けてください(衛生・健康ガイドでも触れています)。
ATM で確実に引き出せるカード
現地で検証した結果、Wise のカードは 8 割以上の ATM で問題なく引き出せました(2022 年時点)。オンラインで入金でき、スマホアプリからカードを即座に無効化できるため、紛失時の対応も安心です。
引き出しは1 回あたり 10,000 ルピー以内にすると安定します。また、PayPay 銀行のカードもインドで問題なく使えました。ATM によっては初期設定の都合で引き出せないこともあるため、カードは 2 枚以上持っていくことをおすすめします。
ネット通販とデリバリー(Amazon・Swiggy)
現地で足りないものが出てきたら、Amazon.inで購入できます。7 年ほど前は Flipkart が主流でしたが、いまは Amazon が首位です。
- 配送は 1〜4 日が目安。物によっては 1 週間ほどかかることもあります
- 輸送中に破損しているケースがまれにあります
- 日本のクレジットカードは、国際利用への対応がカードごとに異なります(エポスカードでの購入実績があります)
食品・日用品なら Swiggy・Zomato などのアプリが速い
Amazon は届くまでに時間がかかることが多いのが実情です。そこで、いま留学生におすすめなのがSwiggyなどの配達アプリ。食品や食べ物、日用品を買うならこちらのほうが圧倒的に速く、注文からすぐに届きます。レストランの出前だけでなく、スーパーの買い物のように使えるのが便利なところです。
食べ物のデリバリーならZomatoもおすすめです。扱っているレストランとメニューがとにかく多く、インド料理から中華・イタリアンまで、その日の気分で選べます。Swiggy と併用して、店やメニューを見比べて使うのが現地流です。
「現地で買えるものは持っていかない」という荷造りの考え方は持ち物リストにまとめています。渡航準備で分からないことがあれば、お問い合わせまたは LINE から現地スタッフにお聞きください。
通信・お金のよくある質問
01日本のクレジットカードはインドで使えますか?▼
カードによります。国際利用に対応していないものもあり、その場で使えないことがあるため、複数枚のカードを持参することをおすすめします。ATMでの現金引き出しではWiseカードが使いやすく、8割以上のATMで引き出せた実績があります。
02インドでネット通販は使えますか?▼
Amazon.in(インド版Amazon)が問題なく使えます。配送は1〜4日が目安で、物によっては1週間ほどかかります。食品や食べ物、日用品を買うなら、いまはSwiggyなどの配達アプリのほうがおすすめです。Amazonは時間がかかることが多い一方、こうしたアプリは注文からすぐに届きます。食べ物のデリバリーはZomatoも便利で、扱っているレストランとメニューの多さが魅力です。
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