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インド留学中のパーソナルトレーニング — 費用は日本の数分の一

英語漬けの毎日に、体を動かす時間を足す。インドのパーソナルトレーニングは日本と比べて驚くほど安く、指導はすべて英語です。費用の実際と、ジム選びで外さないための注意点をまとめました。

最終更新日: 2026-08-05

結論: 費用は日本の数分の一、ただしジム選びがすべて

インド留学中にパーソナルトレーニングをつけると、日本では手が出ない頻度のトレーニングが、現実的な金額で受けられます。東京で週5日のパーソナルとなれば月20万円規模ですが、バンガロールなら同じ頻度が数万円の世界です。設備も指導の水準も、日本に近いところまで来ています。

ただし、この記事で一番お伝えしたいのは安さではありません。ジムによって質のばらつきが大きく、当たり外れがはっきり出るという点です。当たりを引けば毎日きちんと見てくれますが、外れを引くとトレーナーがよく休みます。同じ料金を払っても、受け取るものがまったく違ってきます。

この記事の要点

安さは事実。ただし「安いから」で決めず、体験を受けて、短い契約から始めること。この2つで失敗はほぼ避けられます。

東京なら月20万円。バンガロールならいくらか

日本のパーソナルジムは、1回(60分)あたり8,000〜12,000 円が中心価格帯です。入会金を含めた「2ヶ月16回」のコースで平均19万円ほど、という調査もあります。これを週5日のペースに置き換えると、月20万円前後という金額になります。

一方、バンガロールのパーソナルトレーニングは1回あたり1,000〜2,000 ルピー(日本円で約 1,800〜3,600 円)が目安です。ジムの月会費はこれとは別に必要ですが、そちらは月 1,500〜4,000 ルピー(約 2,700〜7,200 円)ほどです。

内容東京バンガロール
パーソナル 1回(60分)8,000〜12,000 円1,000〜2,000 ルピー(約 1,800〜3,600 円)
パーソナル 週3〜4回・1ヶ月10 万〜15 万円12,000〜24,000 ルピー(約 2.2 万〜4.3 万円)
パーソナル 週5回・1ヶ月16 万〜24 万円20,000〜40,000 ルピー(約 3.6 万〜7.2 万円)
ジムの月会費のみ8,000〜12,000 円1,500〜4,000 ルピー(約 2,700〜7,200 円)

同じ頻度で比べると、おおむね日本の 3 分の 1 から 5 分の 1。「パーソナルは高いから」と選択肢から外していた方でも、留学中なら試せる金額です。生活費全体の目安は費用まとめにまとめています。

契約期間で金額は大きく動く

インドのジムは契約期間によって月額が数倍変わります。私たちのスタッフが実際に通っていたケースでは、1ヶ月ごとの契約だと月1万円ほどだった会費が、1年契約にすると月1,500円ほどまで下がりました。交渉次第でさらに下がることもあります。

とはいえ、留学期間を超える契約を結んでも使い切れません。数週間から数ヶ月の滞在なら、月額が多少高くても短い契約のほうが結果的に得になります。

クオリティは日本に近い水準まで来ている

「安いということは、設備も相応なのでは」と思われるかもしれません。バンガロールに関しては、その心配はほとんど当たりません。IT 企業と外国人が集まる街ということもあり、清潔で、マシンも一通り揃い、24時間営業のジムが市内のあちこちにあります。大手チェーンなら、日本のフィットネスクラブとほぼ同じ感覚で使えます。

トレーナーの指導内容も、フォームの修正・重量の調整・食事のアドバイスと、日本で受けるものと大きくは変わりません。英語で説明を受ける以外に、特別な違いを感じる場面は多くないはずです。

バンガロールのジムでトレーナーの指導を受ける留学生
バンガロールのジムでの一場面。フォームを見ながらの指導も、やりとりはすべて英語

当たり外れが大きい — これが最大の注意点

ここからが本題です。インドのジムは「良いところはとても良い、そうでないところは驚くほど雑」という差があります。日本のように全体の水準が揃っているわけではありません。

当たりのジム

  • ・予定どおり毎日きちんと見てくれる
  • ・フォームを最後まで直してくれる
  • ・体調や進み具合に応じてメニューを変える
  • ・こちらの英語が拙くても、伝わるまで付き合ってくれる

×外れのジム

  • ・トレーナーが休みがちで、予定が流れる
  • ・遅刻が常態化していて、時間が削られる
  • ・メニューを渡すだけで、ほとんど見ていない
  • ・担当が頻繁に代わり、毎回一から説明することになる

背景には、インドのフィットネス業界にジムやトレーナーの基準を定める規制当局が存在しないという事情があります。資格がなくてもトレーナーを名乗れるため、質のばらつきが構造的に生まれます。裏を返せば、きちんと選べば当たりを引けるということでもあります。

「遅刻はそれなりにある」は前提として

当たりのジムでも、日本の時間感覚どおりに動くとは限りません。実際に通ったスタッフも「休まずしっかり見てくれたが、遅刻はそれなりにあった」と話しています。ここに強いストレスを感じるタイプの方は、あらかじめ織り込んでおくと気が楽です。

契約前に確かめたい3つのこと

外れを避けるためにできることは、実はそれほど難しくありません。契約書にサインする前に、次の3つを確認してください。

  1. 01体験セッションを受けてから決める

    1 回でも実際に指導を受ければ、話を聞くだけではわからない部分が見えます。体験を断られるジムは、その時点で候補から外して構いません。

  2. 02いきなり長期契約をしない

    契約は長いほど月額が下がりますが、外したときの損も大きくなります。まず 1 ヶ月で試し、続けられると判断してから延長するのが安全です。

  3. 03混む時間帯に見学する

    朝と夜がジムのピークです。その時間帯にトレーナーが実際に客についているか、スマホを触って立っているだけかを見れば、運営の質はだいたいわかります。

支払い方法や現地での決済についてはスマホ・通信・お金ガイドもあわせてご覧ください。

トレーニングが、そのまま英会話になる

費用の話以上に大きいのが、この点かもしれません。指導はすべて英語なので、体を動かしている1時間が、そのまま英語を使う1時間になります

しかもトレーニング中の英語は、教室で扱うものよりはるかに実践的で、はるかに簡単です。使う表現は回数・部位・重さ・フォームまわりに集中していて、相手は動作を見せながら話します。伝わらなければ、伝わるまで言い換えることになる。この繰り返しが効きます。

実際、単身で留学した高校2年生が「留学中で一番良かったこと」に挙げたのがパーソナルトレーニングでした。トレーナーの人柄に触れて、渡航前に持っていたインドの人へのイメージが変わったとも話しています。詳しくは杉尾さんの体験談をご覧ください。

留学中の通い方 — 週5で組める

留学生の場合、基本は週5回まで組めます。授業が終わったあとに1時間、というのが最も多いパターンです。日本では費用の壁で選べない頻度が、こちらでは普通に成立します。

インド留学プラスでは、1ヶ月以上の留学で選べる無料オプションの一つとしてパーソナルトレーニングをご用意しています。最大2ヶ月分が無料になり、ジムとトレーナーの手配もこちらで行います。オプションの一覧は留学プランにまとめています。

もちろん、ご自身で近所のジムを探して契約するのも選択肢です。その場合も、住まいから通える範囲かどうかは必ず確認してください。移動に時間がかかるジムは、どれだけ設備が良くても続きません。授業後の時間の使い方についてはソーシャルレジデンスの暮らしでも触れています。

ジム・トレーニングのよくある質問

01パーソナルトレーニングは留学プランに含まれますか?

1ヶ月以上の留学で選べる無料オプションの一つとしてご用意しています。最大2ヶ月分が無料になり、ジムとトレーナーの手配も私たちが行います。ご自身で現地のジムを探して契約することもできます。

02英語に自信がなくてもトレーナーとやりとりできますか?

できます。トレーニング中の英語は「回数・部位・重さ・フォーム」に関する言い回しが中心で、使う語彙の範囲が限られています。しかも相手は動作を見せながら教えてくれるので、教室の英語よりむしろ入りやすい場面です。実際に高校2年生の留学生も問題なく受けています。

03週にどのくらい通うのが一般的ですか?

留学生の場合は週5回まで組めます。授業のあとに1時間という形が多く、日本では費用面で難しい頻度が、インドでは現実的な金額で成立します。もちろん週2〜3回のペースでも構いません。

04ジムの契約は長期のほうが得ですか?

月額単価だけを見れば長期契約のほうが安くなります。1ヶ月ごとの契約と1年契約では、月あたりの金額が数倍違うことも珍しくありません。ただし留学期間を超える契約は無駄になりますし、合わなかったときに抜けにくくなります。滞在期間に合わせて選んでください。

05どのくらいで体は変わりますか?

個人差がありますが、私たちのスタッフが現地のジムに5ヶ月通ったときは10キロほど体重が落ちました。ただし帰国後に運動をやめたら元に戻ったとのことです。留学中の数ヶ月で完成させるというより、体を動かす習慣と体力をつくる期間と考えるのが現実的です。

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